もおかスポーツクラブから世界へ~家族と共に歩む~
2023年8月に開催される全国高校総体陸上競技大会の出場に向けた栃木県大会が、5月12日~15日の4日間、栃木県総合運動公園カンセキスタジアムで開催されました。
本大会でもっとも注目を集めた選手が、女子800mに出場した長島結衣選手(真岡中卒業・真岡女子高3年・もおかスポーツクラブ会員)。昨年自身が樹立した大会記録(2分12秒18)を塗り替え、高校一年生から続く3連覇を達成。400mでも57秒64で優勝を飾っています。
小学生時代、長島選手が練習に参加した「もおかスポーツクラブ陸上教室」総監督の松本伸二さんは、「まだまだ、これから。彼女の潜在能力を考えれば、満足とは言えない。」と厳しいコメント。幼少期から、彼女の成長を見守る松本監督の視線の先には、国際大会への出場という大きな期待があります。
そして、彼女の輝かしい活躍を献身的に支えるのが、父、長島秀明さん、母、千恵さん。
長島さんご夫婦は、もおかスポーツクラブ陸上教室の指導者でもあり、週末は小学生や中学生の指導に努めています。また、県内各地の陸上大会では競技役員やスタッフとしても活躍し、仕事以外のほとんどの時間を陸上競技の振興に励み、その精力的な姿に、地域のスポーツ関係者は頭が下がるばかりです。
また、大会時には、栄養バランスの取れたお弁当を日の出前から準備し、その後は、県内各地で開催される競技場への送迎に追われ、お正月期間を除き休まる暇はありません。それどころか、全国大会ともなれば、新幹線に飛び乗り、日帰りで応援に駆け付けることも珍しくありません。
娘の懸命に取り組む姿が家族の励みとなり、そして、長島一家、みんなの夢が、地元真岡市の人々に大きな勇気と感動を与えています。
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